スタジオギフヤでは、各種コピー(CDコピー・DVDコピー・Blu-rayコピー)はもとより各種プレス(CDプレス・DVDプレス・Blu-rayプレス)についても原則として日本国内工場を使用しています。
通常のプレス業者では、国内プレスよりも海外プレスを使用することが多いのですが、当店ではお客様に安心してご利用いただいたうえで品質の良い製品をお届けできるよう、日本最大手のプレス工場の協力のもと、国内プレスをメインとしています。
※ご希望の仕様や納期など、状況によっては海外プレスをご提案することがあります。
※海外プレスをご希望のお客様におかれましては、海外プレスをご利用いただくことが可能です。
国内プレスの特徴
国内プレスを簡単に言い表すと「値段はちょっとするけどそれ以上に内容が良い」です。
「具体的に国内プレスだとどんなメリットがあるの?」「逆にデメリットはないの?」という疑問をお持ちの方に、以下に国内プレスの特徴をご案内します。
原産国表記の制限なし
国内プレスなら製品の好きな場所に堂々と「Made in Japan」の記載をすることができます。
海外プレスを利用した場合は海外から輸入するため、通関の都合上、ディスクのレーベル面やパッケージに「Pressed in Taiwan」や「Made in Taiwan」などの原産国表記を記載する必要があります。
またディスク裏面の一部に「Pressed in Taiwan」などの刻印が入ります。
国内プレスは上記のようなことは一切関係ありません。
輸入や通関トラブルの心配なし
国内プレスなら海外からの輸入や通関にかかわるトラブルはありません。
海外プレスでは、プレスした製品を海外から輸入してくる必要があります。
その際に何事もなく配送されれば良いのですが、海外からの空輸は悪天候による欠便などのトラブルが起こりやすく、また日本についた後も通関が遅れることがあり、理想の日数でのお届けにならない場合があります。
特に通関でのトラブルは大幅な納期遅延を引き起こすこともあります。
国内プレスの場合は日本国内工場生産・日本国内工場発送なので、上記のような心配をする必要がなく、安心して納品を待つことができます。
確かな品質
かつては「海外プレスは低品質」と言われていましたが、近年では品質が向上し、国内プレスに負けないくらいのクオリティになりました。
しかしそれでも、特に音楽CDにおいてクラシック音楽やアコースティック楽器の音質にこだわるような作品の場合は、依然として国内プレスに分があるのが現状です。
品質にこだわるなら国内プレスがおすすめです。
いざという時、トラブル時の対応
マスターの不備やスタンパーエラー、印刷データの修正などで、大急ぎで対応しなければならないとき、国内プレスなら「話が通じやすい」です。
海外プレスでも工場側の業者や担当者次第で問題なく進行しますが、やはり日本国内同士のやり取りは常にスムーズで、情報の伝達も正確です。
またマスターをディスクで送る必要がある場合は、海外ではなく国内へ送付すれば良いので、発送手配の手間や配送に要する日数などが軽減されます。
万が一のトラブル時には国内プレスの安心感は心強いです。
デメリット:料金は少し高い
費用面では国内プレスよりも海外プレスの方が低コストです。
これははっきりとした国内プレスの短所ですが、2024年現在では為替(円安)の影響により海外プレスの価格が高騰し、国内と海外でそこまでの価格差がなくなってきている状態です。
当店の料金形態では、仕様や数量によっては国内プレスの方が安価になっている部分もあります。
まとめ
国内プレスの特徴を簡単にまとめると、以下のようになります。
○Good! 原産国表記の制限がない
○Good! 輸入・通関トラブルの心配がない
○Good! トラブル時の対処がしやすい
○Good! 品質が良い
×Not Good 価格が高い
当店では以上のメリットとデメリットを考慮し、少し値は張りますがお客様にお届けできる安心感と製品のクオリティを優先し、国内プレスをメインで取り扱うことにしています。
お客様のご希望により海外プレスをお求めの場合は、海外プレスも可能です。
またご希望の納期や仕様によって、海外工場を使用した方が良い場合は海外プレスをご提案させていただく場合があります。